大感動。世界一のハーピスト、レミーの演奏を教会で聴く…!!

朝ゆっくり起きてAnetと一緒にコーヒーを飲んでいました。

一緒に話している時間がとっても好きでついお家が居心地よくなってしまう・・♡

そして、アネットがふいに、「今日の夜、コンサートがあるから一緒にいかない？」
って誘ってくれて、そんなアネットの気持ちがとっても嬉しくて、
そして間近でオーケストラを見る機会もなかなかないので、それもとっても嬉しくて、
是非是非一緒に行かせてもらうことになりました。

なんてラッキー!!!

そのコンサートは2時間くらい車で行った、教会で行われるとのこと。

「遠いから5時15分には帰ってきてね！」

YM「もちろん！！！」気分は一気に舞い上がる。

コンサートは一個前のブログで書いた、アネットの息子であるレミーが特別ゲストで
出演するもの。Youtubeでめちゃめちゃすごい演奏を聞いていて、

Remy van Kesteren

演奏の様子が凄いから見て欲しいっっっ!!!
ついこの間銀座で公演があって来日していたそう。
（https://www.youtube.com/watch?v=FoDG2KpSLqE）

いつかまた日本で公演があったら絶対行きたいなって思っていたけれど、こんなにすぐに行けるなんて夢にも思わなかった！

約束の時間までワクワクが止まらず、いざ車に乗り込むとさらにそれが強まる。

2時間の道中は、アネットが流してくれる素敵なハープ、クラシックのCDが本当に心地よくて、
そして色んな話をしながらドライブする時間がとってもHAPPYでした。

一瞬ベルギーをまたいで…

これが国境♡!!!ラッキー8ヶ国目に入りましたｗ

ついた教会はとっても大きい、アンティークな建物。

中に入ると色んな楽器がセッティングされていて、
教会自体天井がものすごく高くて音がキレイに響きそう…。

そしてステンドグラスが美しい！

M「こんなところで生演奏聞けるってこと！？」

そしてアネットと3人で一番良い席に座る。センターより少し、左よりの一番最前列。

頂いたパンフレットには
もちろん、レミーについての記載が大きく載っていて謎の嬉しさが沸き起こる。

昨日おしゃべりしたレミーがここで演奏するのか！
すすすすす…すごい！！！！

少し歩きまわると、一番興味が湧いたのが、それぞれの奏者が譜面に書き込むメモ書き。
鉛筆で書かれる色んなメモは、アクセントのことだとか、音の大きさだとか、色々。
それがなんだかとてもリアルで、今までの練習の過程が一瞬垣間見れたような気がしました。

奏者が席につき、ウォームアップ。
一気に色んな音が響き渡る。

ドキドキ。

一気に演奏がやみ、音を単一の音で合わせる。

それが終わると指揮者のイヴァンが登場。
なんと彼は日本にも15－6回来ているという世界で活躍するヨーロッパで一番の指揮者なんだとか。

拍手が響き、演奏がスタート。
この時はまだメインのハープはなく壮大なメロディーが心をつかむ。

CDを聞いたりするのとは全くもって違って、その場の奏者の表情や指の動き、
指揮者を見る目、違うパート同士が１つの曲を仕上げていく様がなんとも感動的でした。

そしてレミーが登場。
ジャケットこそ羽織っているものの、足元はスニーカー。そんな彼のスタイルがとても好きです。

そして彼の指先がハープに触れた瞬間から世界が変わりました。

大げさに聞こえるかもしれないけれど…
でも本当にそうだった。
完璧にその教会の中での空気というか、世界を作っていた！！！

そして彼は指先だけでなく手全体、いや、体全体を使って演奏していて
表情ひとつとっても、曲の進行につれてまったく変わる。

優しい旋律、力強い旋律を弾く時は全くもって別人に見えました。

聴いている時にはつい力が入りすぎて握りこぶしに爪の跡がつきました。
そして、自然に曲のイメージする物語が見えました。

それぐらい感動してしまった!!

世界一のハープ奏者の演奏が聞けた、ユトレヒトでの最後の夜。
アネットには感謝しかありません。

コンサートが終った後には、アネットと、レミー、イヴァン、そして他奏者やお客さんと一緒に
コーラを飲む。

みんなで
「カンパーーーーーイ!!」ができたのがとっても嬉しかった！みんなウェルカムでした。優しい。。♡

CDを頂いて、サインもしてもらって宝物が一つ増えた!!

帰りのドライブもとっても素敵でアネットが本当の家族に思えました。
家についてからちょっとだけお酒も交えつつ
人生の話をしたりしてみんなで夜更かし。。。

忘れられない1日の締めくくりとなったのでした。

明日はこのおうちを離れます。
とっても寂しい…