今日は私の住んでいるブリスベンについてお伝えします。
観光はもちろん、留学・ワーホリ、もしくは移住の都市選びをしている方もたくさんいらっしゃると思います。
「ブリスベンなんて候補になかったぞ?」「ブリスベンのこと知らなかった!」
という方も、ブリスベン良いじゃん!候補に入れてみよう!となったら嬉しいです。
成長する都市、ブリスベン
オーストラリアでは3番目に大きいと言えど、中規模都市のブリスベン。大きすぎないけれど、小さすぎもしない、比較的コンパクトな都市です。
人口約230万人(メルボルンの約半分、日本で言えば名古屋くらいの人口)が生活しています。
福岡から来たお客様が「福岡に似てる!」って言ってたよ。
あったかいし、大都会に比べたらのんびりしてるもんね
現在2032年のブリスベンオリンピックに向けて、公共交通機関や新たな建物、橋の建設など色んな所で都市開発が行われ、今まさに成長している都市です。他都市に比べて比較的30代くらいの若い層が多いので、活気がありますが、のんびりしています。
都市をあげてのイベントは毎月行われていますし、ローカルのマーケットも豊富ですので、日々楽しいです。
不便はしない!なんでもある
シティの中心地(CBD)で大抵の用事は済むし、生活に必要なものはすぐ手に入ります。なので日本から忘れ物をしてきてしまっても、大抵のものはこちらで購入できます。
ブリスベンはアジア食品店も多くあるので日本食へのアクセスも良いです。
日本食ラバーも安心。味噌、だし、みりん、酒…納豆もあるよ!
日本から輸入された食材は高いけど、やっぱり欠かせないんだよねぇ。
なんとダイソーも進出してくれているので、日本のクオリティ高い小物もゲットできます。(1つ100円ではなく、2-6ドルくらいしますが)
日本のみならず、他アジア、南米、中東、ヨーロッパ…色んな国の本場の食材を目にすることが多いのも面白いポイント。
大都会的刺激は少ない
なんでもある!って言った後になんだよ…って感じですが、ブリスベンは大都会ではないので、夜は割とひっそりしています。ゆったりしている環境が好きな人におすすめです。
大都市で楽しめるようなナイトライフはあんまり充実していないです。あってもパブか、レストランか、クラブか…(少ない)もっと刺激的な都市に住みたいあなたはきっとシドニーかメルボルンがいいと思います。
この間友達とシティのパブで飲んでいたら、9時に「閉店だよ〜」と声をかけられて笑っちゃいました。早すぎ!
自然と太陽が満喫できる
川の都市、ブリスベン。ブリスベン川が都市の真ん中に悠々ゆったり流れていて水面に近い生活ができます。
そして緑が多く、鳥の鳴き声が色んな所から聞こえてきます。さらに車や公共交通機関で30分も飛び出せばもっと豊かな自然に会えます。
年間300日以上は晴れ!と言われていて、雨も降るけれどだいたい青空です。
青い空や、あったかい気候のもと生活してるとすごく元気になります。外に出なくちゃもったいない気分にさせてくれます。
今は冬のシーズン。朝晩は冷えますが、日中は毎日20度を超えて半袖の人もたくさん。(今年は本当に暖冬。)
平和なブリスベン
「ブリスベンってどんな都市ですか?」
と聞かれたら、私はまず「あったかくて、平和で、安全な都市です」と答えています。
平和で安全
海外で滞在する上で、(特にそれが長期になる場合)政治や社会の安定性、犯罪状況も住みやすさを図るポイントにもなって来ると思います。私は住む場所の治安ってとても大事だと思います。
全く新しい環境で始める海外での生活。毎日勉強したり働いたりする土俵が安定していなければ、やりたいことにも集中できません。
オーストラリアは銃社会でもないですし、治安が良く、安心して生活できています。
もちろん、犯罪が0ではないので、気をつけながら生活することは大事だけどね。
クイーンズランダーってどんな人?
ブリスベンのある、クイーンズランド州に住む人々を”Queenslander"といいます。あたたかくて広々とした環境で自然に近く生活してきたからか、ゆったり、ポジティブで明るい人たちが多い気がします。
オープンマインド&フレンドリー
目が合えばニコッとしてくれる人が多く、他愛もない会話が他人と始まるのはめずらしくありません。
ご近所さんと会えば、数分立ち話。エレベータで見知らぬ人との話が始まるなんてことも、カフェやレストランで隣の席の人たちと会話が起こるなんてこともよくあります。
見知らぬ人に優しくしてもらうとこちらも心が優しくなります。
困った時、辺りの人に聞けばすごくちゃんと助けてくれます。優しい人が多いなーと思います。
かといって干渉するというわけではないのがい良い。
付かず離れずの人との良い距離感が、ブリスベンにはあるなと思います。
スポーツ好きな人たちが多い
暖かくて天気が良いからか、ブリスベンでは街や川沿い、どこでもウォーキング、ランニング、自転車を漕ぐ人々‥公園ではボクササイズ、ヨガ、サッカー、テニス‥色々やってます。季節問わずたくさんみかけます。
そんな健康的な人たちを日々見ているとモチベーションをもらいます。
オーストラリアでスポーツがしたい方は、ブリスベンで仲間が見つかりやすいかも。
スポーツの行事ごとの時は盛り上がる。今はFIFA Female World Cupが盛り上がっています!
無料の公共施設が素敵
都市は生活する人たちが住みやすいように考えられており、みんなが無料で使える施設や設備がたくさんあって嬉しいです。さらに生活しやすくなるように、都市開発は続行中!
■人工ビーチ・ラグーン
ブリスベンに唯一ないもの…それは海!TT(一番近いビーチは車で40分ほど)
ないなら作っちまえ!がオーストラリアスタイル。サンシャインコースのビーチの砂を大量に持ってきて作った、人工ビーチがシティから程近くのSouthbankエリアにあります。
シティーとブリスベン川を目の前に、入りたいときに、いつでも入れる♪
■クイーンズランド州立図書館
クイーンズランド州で一番大きな図書館。リバービューを楽しめる最高の立地。集中している人がたくさんいるので、相乗効果で勉強や作業に集中することができます。川の水面やフェリーが通るのをぼんやり眺めて一休み。
■クイーンズランド州立美術館
州最大の美術館もブリスベンにあります。入館料無料でいつでもふらっと立ち寄ることがでる、レベルの高い美術館。オーストラリアのアーティストの作品はもちろん、海外作品も触れることができますよ。日本の浮世絵の展示もありました。
■レストエリア
Southbankにある休み所。川を見ながらくつろいだり、勉強したり、おしゃべりしたり‥好きに使えます。景色の良い場所には必ずベンチなどを置いてくれているの、嬉しいポイントです。
■BBQ台
公園、川沿いにある無料のBBQ台。ボタンで一瞬で着火できます。食材だけ持って来れば、気軽になんでも焼いて食べれちゃいます。
人と自転車ユーザーが安全に、景色を楽しみながら移動しやすい仕様になっています。気持ちの良い散歩道がいくつもあります。ブリスベンはコンパクトなので、自転車を持っているととても便利です。道端に自転車の空気入れや整備グッズも見つけることができ、みんなが使えるようになっているところも◎
フェリーが公共交通機関
公共交通機関は充実しているので、車がなくても生活できています。(私はチャリ生活)
ブリスベンには電車、バス、そしてフェリーがあります。
バスはかなりの路線数で運行されています。時間は結構不正確ですが慣れてしまえば便利です。
川の都市ブリスベンではフェリーでの移動が醍醐味です。日中も気持ち良いですが、サンセットの時間や夜間もおすすめ。サンセット、ナイトクルージングが気軽に楽しめます。自転車やペットも乗船可能。日常がクルージング!
専門学校や大学に通う学生さんの交通費は全て学割の半額になるよ!
気軽に乗れる電動スクーター&電動自転車
電動スクーターや電動自転車がたくさんあります。見つけたところから乗って、好きな場所に乗り捨てすることができるお気軽さ。
アプリをダウンロード→スマホで鍵解除→ビューンと移動→好きな場所に乗り捨て→戻した証拠写真を1枚撮影→アプリにアップロード
長距離移動になると割高になりますが、ちょっとした移動にとても便利です。
健康面も安心
日本語が通じるGP(総合医)あり
ブリスベンには日本語が通じるGPが私が知るところ、二つあります。
怪我や病気をしたときはまずGPにいく仕組みのオーストラリア。英語で頑張ることもできるけれど、病気や怪我の不安な時、日本語で相談でき、診察を受けられるのはありがたいし安心です。
さくらファミリークリニック
Arch
ブリスベン、実はおしゃれです
みんなだいすき♡日々のオアシス、カフェ&コーヒー。
カフェと言えばメルボルンなんでしょ?と思われる方もいるかも知れません。正直おしゃれ指数で言えばメルボルンに軍配が上がる…のは否めませんが、ブリスベンのカフェやお店も、個人店が多くユニークでおしゃれな店舗がたくさんあります。
大都市的な、ババーンとした大きな刺激はないかもしれないけれど、ブリスベンには太陽のような暖かくてやさしい刺激があると思います。
そして毎年さらに面白く、深く‥どんどん良い都市になっていっている感じがします。ブリスベンが気になってきた!!!
ブリスベンは初の海外生活の方にも、穴場都市狙いの方にも本当に住みやすく、おすすめです。
Related
Comments